〈3〉 服や靴の変化で歩き方の癖がわかる
自分の歩き方を客観的に見る方法として、服や靴の変化を調べるやり方があります。
まず、10 分間ほど歩いたとき、スカートが左右どちらかに回っていませんか?
または、ボトムスのベルトのバックルやファスナー上のボタンがやや右に寄ったり、左に寄ったりしていませんか?
もし、いつも左側に回るようなら、脚を前に出すときに右脚を腰と一緒に大きく回していることが推測できます。そして、左脚は、右より歩幅が小さくなっているでしょう。つまり、スカートやスラックスの中心が歩くことで左か右にズレるなら、歩くときに左右のゆがみがあります。
次に靴の底を見てみましょう。かかとの減り方で外側が減っているなら、足の外側に力がかかり、O脚気味と思われます。足裏で支える体重がかかとから足裏の外側に逃げているため、歩き方にスムーズさが乏しく、足音も大きいかもしれません。
服や靴の変化を見ることで、歩き方を知ることにつながります。自分の歩き方を知ると、欠点や直すべき部分もわかるので、より健康的で美しい歩き方に近づけます。