〈5〉 歩いた日のアフターケア
歩いた日には、脚も腰も疲れています。
まず、床に座って脚を前に伸ばしてカラダを軽く前屈します。すると、腰から太ももの後ろが適度に伸ばされて、気持ちいいでしょう。あくまでも快い程度がベスト。つらいほど無理して曲げなくていいのです。
さらに、足の指もクタクタです。そのため、椅子に座って、まずは足指を大きく広げてみましょう。今まで靴の中で窮屈な思いをしていたため、広げられると癒し効果があります。次に、足元にタオルを広げます。このタオルを、足指を使って引き寄せていきます。つまり、足裏と足指のストレッチです。「タオル・ギャザー」とも呼ばれる足の運動を、習慣にしたいものです。
ゆっくりとお風呂に入ることも、大事なアフターケアです。湯の温かさはリラックス効果と血行促進作用があります。また、湯の水圧は脚のマッサージになります。
長い時間ずっと歩いたり、立ち続けたりして、むくみが気になる脚も入浴すると、ラクになりますよね。バスタブの湯の中で、腰を伸ばしたり軽く左右に捻ったりすることもおすすめです。足指と足首を丁寧に回すことも効果的。これも入浴中に行うといいでしょう。
歩いた後できちんとアフターケアをすることで、いつも足腰はベストコンディションにしたいものです。そして、ハツラツと、ワンランク上の歩き方を目指しましょう。