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〈5〉 蹴り出し


第3章_蹴り出し.tiff 支えた脚よりもカラダが前方に移動していくと、他方の脚が着地します。そして、今まで着いていた脚は、地面を蹴ります。歩くことと走ることの違いは、歩くときは両脚が同時に着地している瞬間があります。しかし、走っているときは、右脚も左脚も着地せず、空中に浮く瞬間があります。

 今までカラダを支えていた脚を蹴り出すとき、まずかかとが地面から離れます。その後は、足裏を柔軟に感じて、丁寧に土踏まずもつま先も空中に上げていきます。ひざを伸ばしたままこの動作ができると、後方の脚がスラリと伸びて、美しく見えます。さらに、歩くたびに頭が大きく上下せず、エレガントなうえ、筋肉にも優しい歩き方になります。

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〈4〉 重さを支えるときの脚
〈3〉 着地は足裏の中心線を意識して
〈2〉 腹筋を意識して腰で前進
〈1〉 重心は高い位置がよい

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